三つ折りの旅のしおり|手のひらに収まる形
A4よこを3面に分けて折ると、手のひらサイズになります。歩きながら開けるので、日帰りや1泊の旅行に向いています。折り方と面の割り当てをまとめました。
旅のしおりで意外と困るのが、大きさです。A4のまま持つと折り目がつかず、かばんの中でくしゃくしゃになります。開くたびに大きく広げるので、歩きながらは見られません。
三つ折りにすると、この2つが解決します。折った状態で手のひらに収まり、ポケットにも入ります。 上着のポケットから出して、次の集合時刻だけ見て、また戻す。この動きができる形です。
この記事では、A4よこを三つ折りにしたしおりの作り方をまとめます。
三つ折りが向いている場面
書ける量は減ります。そのぶん、持ち歩きやすさに全部振った形です。
| 三つ折り | 二つ折り | 1枚もの | |
|---|---|---|---|
| 折った大きさ | 約99×210mm | A5 | A4のまま |
| ポケットに入るか | 入る | 入りにくい | 入らない |
| 書ける量 | 少ない | ふつう | 少ない |
| 向く泊数 | 日帰り〜1泊 | 1泊〜3泊 | 日帰り〜1泊 |
日帰りか1泊で、歩き回る旅行にいちばん合います。街歩き、寺社めぐり、テーマパーク。荷物を増やしたくない旅行です。
逆に、書く量が多い旅行や記念に残したい旅行はA4二つ折りのほうが向いています。
巻き三つ折りとZ折りの違い

三つ折りには2種類あって、折り方によって面の順番が変わります。
| 巻き三つ折り | Z折り(外三つ折り) | |
|---|---|---|
| 折り方 | 内側へ巻き込む | ジグザグに折る |
| 折った形 | きれいに閉じる | 少しかさばる |
| 開き方 | 順に開く | 蛇腹に広がる |
| しおり向き | こちらが基本 | 一覧したいとき |
しおりは巻き三つ折りでかまいません。 閉じたときにきれいに収まって、ポケットで広がりません。
Z折りは、開いたときに3面が一度に見えるのが利点です。1日の流れを一望したいときだけ選びます。
巻き三つ折りは、内側の面を少し狭くする
細かい話ですが、効きます。巻き込まれる面は、ほかの面より2〜3mm狭くします。 同じ幅で折ると、内側の紙が浮いて閉じなくなります。
A4よこ(297mm)なら、左から 99mm / 99mm / 97mm くらいで折ると、きれいに閉じます。
手順1|3面に何を割り当てるか

面が3つしかないので、割り当てを決めるのが作業のほとんどです。
| 面 | 入れるもの |
|---|---|
| 1面目(表になる面) | 旅行名・日付・集合場所と時刻・幹事の連絡先・帰りの時刻 |
| 2面目 | 午前の予定 |
| 3面目 | 午後の予定 |
1面目に「はぐれたときに要るもの」を全部入れます。 折った状態で外側に来るので、開かずに読めます。ここが三つ折りのいちばんの利点です。
泊まりがある場合は、2面目を1日目、3面目を2日目にします。そのぶん時間の刻みは粗くなるので、守る予定だけ書いて、あとは「◯時ごろ」で置きます。
書き分けの考え方は旅のしおりの作り方にまとめています。
手順2|テンプレートを刷る
旅程さんでは、三つ折り用の用紙をExcelとPDFで配っています。A4よこで、3面に区切った状態です。どの行がどの面かを帯で分けてあるので、埋めるだけで面の割り当てが決まります。
自分で作る場合は、Wordなら「レイアウト → 印刷の向き → 横」にしてから「段組み → 3段」です。段のあいだ(境界線)は広めに取ります。
手順3|印刷の設定
三つ折りは折る位置がずれると読みにくくなるので、印刷の設定が効きます。
- 用紙の向きは「横」。 ここを間違えると3面に割れません
- 「実際のサイズ」で印刷する。 縮小されると折る位置が全部ずれます
- 余白は上下左右10mm。 折り目の左右5mmには文字を置かない
- 両面にする場合は長辺とじ
試し刷りして、実際に折る
1枚だけ刷って折ってみてください。 折る位置と面の順番は、折ってみるまで分かりません。1面目が外に来ているか、閉じたときに浮いていないかを見ます。
コンビニで刷る手順はコンビニで旅のしおりを印刷するにあります。
手順4|きれいに折る

まっすぐ折るコツが3つあります。
- 折る位置に薄く印を付ける。 紙の上下に鉛筆で小さく点を打ちます
- 定規を当てて、軽く筋を入れてから折る。 ボールペンのキャップの背でなぞると折り目が入ります
- 折り目は爪か定規の背でしっかり押さえる。 ここが甘いと、かばんの中で開きます
人数が多いときは、5枚ずつ重ねて折るとそろいます。1枚ずつ折ると、微妙にずれた束になります。
折ったあと、閉じない場合
内側の面が広すぎます。巻き込まれる面を2〜3mm削って刷り直すか、その面の端を少しだけ折り込んで調整します。
持ち歩きで気をつけること
三つ折りは軽いぶん、なくしやすいという弱点があります。
- 折ったいちばん外の面に、名前と連絡先を小さく書いておく
- 雨が降りそうな日は、100均のクリアケースに入れる
- 人数ぶん+2枚刷る。必ず1枚はなくなります
紙をなくしたときの保険として、同じ内容を画面でも見られる状態にしておくと安心です。旅程さんは登録なしでしおりを作れて、URLを送るだけで全員が開けます。紙をなくした人も自分のスマホで見られます。
まとめ
- 三つ折りは**折った状態で手のひらサイズ。**日帰りから1泊、歩き回る旅行に向く
- **巻き三つ折りが基本。**内側に巻き込む面は2〜3mm狭くする(99/99/97mm)
- **1面目に「はぐれたときに要るもの」**を全部入れる。折った外側に来る
- 印刷は用紙の向きを「横」+「実際のサイズ」
- 折る前に1枚だけ試し刷りして折ってみる
- 折り目は爪でしっかり。5枚ずつ重ねて折るとそろう
書ける量が少ないぶん、何を1面目に置くかで使い勝手が決まります。そこだけ丁寧に決めれば、あとは短時間で作れます。
よくある質問
Q. 折った大きさは何mmになりますか。
A4よこ(297×210mm)を3つに折ると、約99×210mmです。長辺が210mmなので、上着の内ポケットやサコッシュに入ります。
Q. 2泊3日でも三つ折りで足りますか。
面が3つなので、1日1面にすると3日ぶん入ります。ただし予定は1日5つくらいまでになります。それ以上書きたいなら二つ折りにしてください。
Q. Z折りのほうが開きやすい気がします。
開いたときの一覧性はZ折りが上です。ただし閉じたときに広がりやすく、ポケットの中でかさばります。持ち歩き重視なら巻き三つ折りです。
Q. 折る位置を正確に測るのが面倒です。
テンプレートに薄い折り線を入れてあるものを使うのがいちばん速いです。自分で作る場合は、A4よこの左端から99mmと198mmの2か所に印を付けます。
Q. 両面に印刷したほうがいいですか。
日帰りなら片面で足ります。泊まりがあるとき、持ち物リストを入れたいときだけ裏を使ってください。片面のほうが折ったときに薄く、扱いやすくなります。